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野村不とKDDI総研、日吉の大規模マンション配送ロボット実証実験

野村不動産ホールディングスとKDDI総合研究所(埼玉県ふじみ野市、中村元代表取締役所長)は2月28日から、大規模マンション「プラウドシティ日吉」(神奈川県横浜市港北区)の住民を対象とした、ロボットを用いた商品配送に関する実証実験を段階的に開始する。

対象者が「日吉」街区内にある地域密着型商業施設「ソコラ日吉」内の店舗で取り扱う商品を実験用ECサイトから購入すると、商品を配送スタッフまたは配送ロボットにより各階または各住戸まで届けられる。安価な配送料金設定と、専属スタッフまたはロボットを組み合わせた配送により、1品からでも注文ができる仕様を構築。これにより、新しいライフスタイルを提案する。

実証実験は、「フェーズ1:スタッフによる配送」(2月28日〜3月28日)と「フェーズ2:スタッフとロボットを組み合わせた配送」(5〜6月の予定)の2段階で実施。フェーズ1では、事前申し込みをした最大35 世帯を対象に、「ビオセボン日吉店」で扱う飲食料品を主とした約150品目の商品を取り扱う。フェーズ2は、4月から募集開始の見込みで、取り扱い商品が飲食料品を主とした約150品目を予定している。