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地所、積水ハウスなど4社、大阪・堂島公園でCLT観光トイレ

 三菱地所、三菱商事都市開発、積水ハウス、MULリアルティインベストメントの4社は、「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画」(大阪市北区堂島浜一丁目)の一環として再整備を予定している「堂島公園」内に、大阪府の観光施策である「観光トイレ」を整備した。観光トイレは、9月17日に供用を開始。大阪府の宿泊税を活用しており、観光客の受け入れ環境整備の観点に加え、デザイン性や話題性の高いトイレの整備による国際都市大阪のポストコロナにおける更なる観光誘客を目的とする国産木材で製造されたCLT(直交集成板)を活用することにより環境に配慮した建物となっている。

 特徴は、男女別に加え、男女共用やバリアフリートイレを整備。御堂筋に面した建物外周に「OSAKA」サインを掲げ、観光客のフォトスポットを設けた。構造利用したCLTは、「あらわし」とすることで、国産木材の持つぬくもりを感じる空間とした。