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北海道・駅前にホテル・分譲マンなど開発 北広島市・日本エスコン

 北海道北広島市は、JR北広島駅周辺の市有地約2.4万平方メートルを活用する「駅西口周辺エリア活性化事業」で、20年12月に整備に関わる優先交渉権を取得していた不動産開発の日本エスコン(東京都港区)と、正式なパートナー協定を21年3月30日に締結した。同社では今後、ホテルや商業施設などを建設する。

 当初計画案によると同社では今後、ホテルや商業施設などで構成し、同駅に直結する地下1階地上18階建ての複合ビルのほか、地上10階建ての分譲マンション、保育所や、駅前広場などを整備する。23年度から24年度に完成させる見通し。

 建設地は、北海道北広島市栄町2の1、同市北進町1の5の2ほかの市有地で、AからD地区に分かれる。敷地面積は、駅前広場約1万1509平方メートル、B地区約5514平方メートル、C地区約3395平方メートル、D地区約3396平方メートル。

 計画地のあるJR北広島駅周辺では、北海道日本ハムファイターズの新球場を核とした「北海道ボールパークFビレッジ」の開発が進んでいる。同社ではこの新球場のネーミングライツ(命名権)も取得している。