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ブロックチェーン技術計測の再生エネで地域連携を みんな電力

 みんな電力(東京都世田谷区)は、ブロックチェーン技術を活用する同社の電力トラッキング(計測)システム「ENECTION2.0」を使い、地方でつくった再生可能エネルギーの電力を消費電力の多い都市圏に供給し、地域連携も創出するサービス「みんなコネクション」の提供を2020年11月19日に開始した。

 地方からの供給と都市圏の需要をマッチングする。再生エネルギーを通じ、自治体と発電事業者の連携協定をコーディネートして、利用企業を開拓する。ブロックチェーン技術の計測により、30分ごとに供給量と需要量をマッチングし、電源を指定した再生エネルギーの購入を訴求する。供給先の企業の商業施設で、供給元の地域産品などを販売する物産展などを開催し、地域間の交流を促す。既に導入事例があり、世田谷区内の保育園などに長野県の水力発電の電力を供給し、青森県の風力発電所の電力を横浜市内の事業者に供給している。