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在宅勤務を全社員対象に拡大 住宅設備機器のサンワカンパニー

 住宅設備機器・建設資材のインターネット販売のサンワカンパニー(大阪市北区)は、これまでの一部社員に推奨していた在宅勤務を全社員に対象を広げ、2020年10月1日に制度化した。生産性・業務効率化を向上させ、通勤時間の削減、育児・介護に携わる雇用の継続といった従業員のワークライフバランスと多様な働き方を実現し、優秀な人材の確保も目的にしている。

 在宅日数に応じて1日当たり350円の在宅手当のほか、パソコン周辺機器やリモート会議用備品などを会社負担で支給する。ただし、従業員の評価・育成に配慮して原則、週2日間の出社を義務付けるといい、これに合わせ、フレクッスタイム勤務制度も同時に導入した。