投資

大阪王将の「大阪オフィス」などを売却へ イートアンド

 「大阪王将」を展開するイートアンド(東京都品川区)は、同社「大阪オフィス」の売却を決めた。売却先は明らかにしていないが、譲渡額は12億円(譲渡益約8億円)。2020年7月9日に売買契約を締結し、2020年12月24日に引き渡す。同社は2020年10月1日付で持株会社体制へ移行する予定で、中長期的な成長を見据えて財務体質の強化を図る。

 売却する「大阪オフィス」は、建物規模が延べ約2450平方メートル。所在地は大阪市中央区南久宝町2の1の5、敷地約274平方メートル。売却後の「大阪オフィス」の機能については、賃貸オフィスへ移転する計画という。

 また、別に保有する「不動産賃貸物件」も売却する。こちらも売却先は明らかにしていないが、譲渡額は2・5億円(譲渡の損失約2・4億円)。2020年7月3日に売買契約を締結し、2020年7月31日に引き渡す。建物規模が延べ約1262平方メートル。所在地は大阪府枚方市招堤南町3の1022の6ほか、敷地約2149平方メートル。