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大阪のホテルをサービスオフィスなどに用途転換へ 投資法人みらい

 三井物産・イデラパートナーズ(東京都千代田区)を資産運用会社とする投資法人みらいは、旧・ホテルWBF淀屋橋南(大阪市中央区)の名称を「MiiX(ミックス)淀屋橋」に変更し、「セットアップ型サービスオフィス」に用途転換する。サービスオフィスとセットアップオフィスや、入居者同士のビジネスチャンスをミックス(融合)させた資産運用により不動産価値を高める。2020年7月にコンバージョンに着手し、同年夏にテナント募集業務などを始める。

 総合プロデュースをイデラキャピタルマネジメント(東京都港区)が担当し、コンバージョンは2021年1月に完了する予定。前テナントのWBFホテル&リゾーツ(大阪市北区)がコロナ禍の影響による民事再生法の適用を受け、賃貸借契約が終了し、跡活用を検討してきた。大阪中心部のオフィス床の不足感や、コロナ禍環境での企業のBCP(事業継続性)やテレワーク対応のサテライト・サービスオフィス需要を見込み、用途転換を決めた。