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20年地価公示 「4市」除く地方圏、28年ぶり下げ止まる

 国土交通省は3月18日、20年地価公示(1月1日時点)を発表した。全国の全用途平均は1.4%上昇(前年比プラス0.2ポイント)で、5年連続の上昇となった。
 全国の用途別動向を見ると、住宅地の平均変動率は0.8%上昇(同プラス0.2ポイント)、商業地は3.1%上昇(同プラス0.3ポイント)。いずれも、19年と比べて変動幅は縮小したものの、上昇傾向が続いている。
 地域別では、札幌・仙台・広島・福岡の“地方4市”を除く「地方圏その他」の全用途平均が0.1%上昇(同プラス0.3ポイント)、商業地は0.3ポイント上昇(同プラス0.3ポイント)となり、いずれも28年ぶりに「上昇」に転じた。また住宅地は、変動率0.0%(同プラス0.2ポイント)で、24年ぶりに「下落」が止まった。
 【住宅新報3月24日号にて詳報】