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国内企業で初めてグリーンボンド・パイオニアアワード受賞 住友林業

 住友林業は3月5日、「Climate Bonds Initiative 」(CBI)主催の「第4回グリーンボンド パイオニアアワード」の「New Products」部門を受賞した。グリーンボンドは温暖化・環境対策などで改善効果が見込まれるプロジェクトに要する資金を調達するために発行する債券。同アワード受賞は日本企業で初めて。
 同アワードは16年からの開催で、CBIは世界的にグリーンボンドを推進する団体の一つ。同社はグリーンボンド原則に則りつつ、大手評価機関からセカンド・パーティ・オピニオンを取得した転換社債型新株予約権付社債(グリーンCB)を18年9月に発行。グリーンCBの発行は世界初の事例で、この取り組みが高く評価され、今回の受賞に至った。