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首都圏の不動産実勢価格 住宅地価格は上昇率低下 野村不アーバン

  野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)はこのほど、四半期ごとに実施している首都圏の「住宅地価格」と「中古マンション価格」の実勢調査(17年4月1日時点、17年1~3月)を発表した。それによると、住宅地価格は全エリアで値上がり率が低下していることが分かった。
 住宅地価格は、東京都区部や神奈川が前回0・2%上昇から横ばいに転じるなど全エリアで上昇率が低下したものの、首都圏平均は0・2%上昇(前回0・3%上昇)。中古マンション価格は東京都下、神奈川以外のエリアで上昇となり、首都圏平均は0・1%上昇(前回0・3%上昇)。住宅地価格、中古マンション価格共に首都圏平均は13年7月調査以降、連続してプラスを維持している。