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不動産業の景況感2カ月連続で改善  帝国データバンク調べ

 帝国データバンクが実施した2016年12月期の景気動向調査によると、業種別で見る不動産業の景気DI(企業の景況感を数値化。50以上が「良い」)は48.7となり、前月の47.7から2カ月連続で改善した。
 帝国DBでは改善した背景として、住宅着工戸数の増加、インバウンド需要を見込んだ宿泊施設のリニューアル・新規建築などがあると分析。企業の個別回答ではプラス判断の要因として、賃料上昇や空室率改善、好調な投資用物件の売買などを挙げている。