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上半期倒産件、8年連続の減少 東京商工リサーチ

 東京商工リサーチの調べによると、16年度上半期(4~9月)の全国企業倒産件数は、前年同期比3・89%減少の4217件となった。上半期として前年同期比で減少となるのは8年連続。倒産件数は、90年度同期(3070件)に次ぐ26年ぶりの低水準となった。
 同社は「依然として金融機関が中小企業のリスケ要請に対応しているほか、財務内容に改善の兆しが見える企業への貸出増も追い風になっているようだ」と分析している。