政策

着工後のリスク対応など 国交省で検討開始 基礎杭問題の中間報告受け

 建設業の構造的課題などを検討する、中央建設業審議会・社会資本整備審議会の基本問題小委員会がこのほど、国土交通省で開かれた。基礎杭工事問題の中間報告で指摘された、民間工事での受発注者をはじめとする関係事業者間の役割・責任の明確化、連携の強化などを議題とする。
 会合では、民間工事の請負契約に関する建設業法の規定などが確認されると共に、着工後の施工リスクに対して対応を決めておくことの重要性が示された。具体的な取り組み方については今後審議する。