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基礎杭問題、国会で審議 「未到達の真偽確認を」 

 衆議院・参議院の国土交通委員会は12月3日、閉会中審査を行い基礎杭工事問題について審議した。
 質問に立った民主党の宮崎岳志衆議院議員は、問題の発端となった横浜市の分譲マンションにおいて、杭が支持地盤に届いているか否かが現時点で不明瞭である点を指摘。「(元請けの)三井住友建設は6本が未到達、2本が差し込み不十分と発表しているが、(杭を施工した)旭化成建材側は現場代理人を含むチームの全員が『杭は届いていたと思う』と話している。確認が必要だ」と述べた。
 これに対して国土交通省側は、現在横浜市がゼネコン側に追加のボーリング調査を指示していることを説明した。