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8月の不動産業倒産件数、過去20年で最少に 東京商工リサーチ

 東京商工リサーチの調べによると、8月の不動産業倒産件数は19件(前年同月比50.0%減少)となり、2カ月連続で前年同月を下回った。8月としては、過去20年で最少件数だった。
 負債総額は173億8400万円(同28.68%減少)で、5カ月連続の減少。ただし、負債総額10億円以上の大型倒産が5件発生し、5カ月ぶりに100億円を上回った。同社は「当面、不動産業の倒産が急増する要因は見当たらないが、小規模企業を中心に息切れ倒産の発生が懸念される」としている。