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民間は10カ月連続減 3月建設工事出来高

 国土交通省は5月18日、建設総合統計の3月分を発表した。
 これは、建築着工統計調査、建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を着工ベースの金額としてとらえ、これらを月々の出来高ベースに展開して建設工事の出来高を推計したもの。
 3月の出来高総計は、4兆5202億円で前年同月比0.7%減。このうち民間は2兆3793億円(同2.0%減)で10カ月連続の減少となった。ただし、消費税率引き上げの影響を受けない前々年同月と比較すると6.3%増。また、このうち居住用は1兆1568億円(同8.6%減)だった。
 公共は2兆1409億円(同0.8%増)で、このうち居住用は612億円(同18.9%増)だった。
 3月末時点での国内における手持ち工事高は、総計で27兆5014億円で、前年同期比12.0%増となっている。