マンション・開発・経営

スマートマンションエネルギーサービスを提供開始 野村不動産パートナーズ

 ビルやマンションの管理業務などを行う野村不動産パートナーズ(東京都新宿区)はこのほど、ファミリーネット・ジャパン(東京都渋谷区)と提携し、分譲マンション「PROUD」にスマートマンションエネルギーサービス「enecoQ(エネコック)」の提供を開始する。

 「エネコック」は、野村不動産とファミリーネット・ジャパンが共同開発した電力消費のピークシフトを目指すマンション・エネルギー・マネジメントシステム。各マンションの電力利用状況を管理し、共用部分の電気利用を制御する。全体として大きな電力需要をカットし、その効果を情報として集約するシステム。

 13年3月のサービス開始から約4800戸に提供しており、電気料金の削減などが実証されている。

 11月以降に営業開始となる原則50戸以上の首都圏・中部圏・仙台圏の「PROUD」から、野村不動産パートナーズが導入する。