政策

事業者団体登録制度を創設 安心した住宅リフォームを担保 国交省

 国土交通省は9月1日、一定の要件を満たすリフォーム事業者団体を登録する「住宅リフォーム事業者団体登録制度」を創設した。
 住宅リフォームは工事の種類が多岐にわたるほか、リフォーム事業者の規模や職種も様々であるため、消費者がどの事業者を選び、どのような工事をすればよいかの判断が難しいという側面があった。そこで、国が登録要件を満たした事業者団体を登録することで、団体に入会している事業者の技術や安全性を担保する仕組みを作ることとしたもの。
 登録制度に必要な事項である「住宅リフォーム事業者団体登録規程」を同省告示で定め、9月1日公布・施行した。
 登録するために必要な要件は、概ね100社以上で構成されていて、構成員の事務所が2以上の都道府県の区域に所在していること、団体設立後、原則2年以上であること、人材育成の体制や住宅居住者などからの相談窓口を設置していることなど。
 登録期間は3年で、更新制となる。