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ミサワホームイング、住宅公社所有地でメガソーラー 埼玉で

 ミサワホームグループのミサワホームイングが、埼玉県住宅供給公社が公募した「公社所有地活用プラン」の事業者として選定され設置工事を進めてきた太陽光発電設備が完成した。「ソーラーパーク下栢間」として5月から稼動している。

 同プランは、埼玉県久喜市にある公社所有地を有効活用し、エネルギー政策などの社会貢献に寄与することを目的として公社が事業者を募ったもの。ミサワホームイングは野立ての太陽光発電設備を設置する「ソーラーパーク下栢間」を提案し、設置容量や地域に対する社会貢献度が評価され、昨年8月に選定された。

 年間発電量は約96万kWh で、これは一般家庭の約280世帯分の電力消費を賄える発電量となる。開設にあたっては、敷地内に太陽光発電式LED街路灯7基を設置し、隣接する自転車置き場や通学路の照明として使用するほか、リチウムイオン蓄電池2台と太陽光発電式LED街路灯6基を近隣の小学校に寄贈するなど、地域の安全・安心にも貢献している。