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投資用1棟物件の価格上昇、増税前の駆け込みか ファーストロジック

 不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジックがまとめた1月の投資用市場動向データによると、1棟物件の価格が上昇していることが分かった。消費税率の引き上げを目前に、需要が高まっていることが背景にあるようだ。
 1月1~31日に同サイトに新規掲載された物件と、問い合わせのあった物件を分析した。
 それによると、1棟アパートの価格は、新規掲載が6394万円で前月比215万円上昇した。問い合わせ物件の価格も同394万円アップの5482万円となった。
 また、1棟マンションの価格も、新規掲載が1億9101万円で前月比1059万円増の大幅上昇だった。同様に問い合わせも1億5506万円で同882万円アップだった。
 一方、区分マンションの価格は、新規掲載が1054万円(前月比32万円減)、問い合わせが953万円(同68万円減)で下落だった。