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大阪市の超高層マンション 販売9ヵ月で全874戸が完売

 オリックス不動産(東京都港区)と大京(東京都渋谷区)、京阪電鉄不動産(大阪府大阪市)、大和ハウス工業(大阪府大阪市)、大阪ガス都市開発(大阪府大阪市)が大阪市西区で開発を進めている地上53階建て、高さ約190メートル、総戸数874戸のタワーマンション「大阪ひびきの街ザ・サンクタスタワー」が、2012年11月の販売開始から2013年7月までの9カ月で全戸完売した。

 契約者からは、制振構造の採用や、約7日間の停電・断水に備えたライフラインの確保、地震時などにおける災害情報の共有や入居者の安否情報管理などを目的としたコミュニティシステムといった防災対策が高い評価を得たという。

 契約者の現居住地は地元大阪市西区が25%、そのほか市内が32%を占めた。年齢は30~40代で過半を占め、50代以上も35%いた。

 同物件の立地は、西区新町1丁目。地下鉄四つ橋線四ツ橋駅徒歩6分など。専有面積は38~156平方メートル。価格は1990万~1億3780万円。竣工は2015年3月の見通し。