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武蔵浦和駅前でマンション776戸、新日鉄興和不など14年に供給へ

 武蔵浦和駅第3街区市街地再開発組合は、さいたま市南区のJR武蔵浦和駅を中心とした約30ヘクタールの再開発エリアでこのほど、総戸数776戸のマンションを中心にした再開発事業の新築工事に着手した。同事業は新日鉄興和不動産(東京都港区)、三菱商事(東京都千代田区)、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)が参加組合員として参画。開発面積約2万6000平方メートルの敷地に地上32階建てなど5棟のマンションのほか、業務棟やコミュニティ施設、駐車場などを整備する。

 同事業は多世代が共存する都市型コミュニティの形成などを計画方針に位置付けており、マンションはファミリータイプのほか、在宅で仕事ができるようなSOHO住宅80戸、食堂や大浴場、クリニックなどの共用施設を設けたシニア住宅160戸が計画されている。

 今後、9月にマンション販売専用のホームページを立ち上げ、2014年1月に販売センターを設置する予定だ。全体工事の竣工は2016年3月を予定している。