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小田急電鉄がサ高住事業に参入 2014年11月に初弾開業

 小田急電鉄(東京都新宿区)が、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)事業に参入する。沿線居住者の高齢化に合わせて、暮らしやすさを提供するのが目的。沿線価値向上を図る狙いもある。第1弾として、2014年11月に世田谷区宮坂の経堂駅と、世田谷区成城の成城学園前駅の徒歩圏で2施設、開業する方針だ。第2弾以降については、「具体的な時期や規模は計画段階だが、継続的に取り組んでいく」(小田急電鉄)と話している。

 同社が開業するサ高住は、全館にわたって、バリアフリー構造を採用するほか、各住戸には、キッチンや浴室などを完備する。また、安否確認や健康・生活相談サービスは、小田急沿線6カ所で介護事業所を運営している小田急ライフアソシエ(東京都新宿区)のスタッフが24時間常駐してサポートする。