営業・データ 住まい・暮らし・文化

「住宅の買い時感」、リーマンショック以降最も高い水準に

 長谷工アーベスト(東京都港区)は、首都圏居住者(有効回答2478件)を対象に4月にWebアンケートを行い、今後の景気動向、マンション価格動向、住宅の買い時感などについて分析した。
 それによると、今後の景気動向については、前回調査(1月実施)より「次第に良くなると思う」が増加し、高水準を維持。また、今後のマンション価格動向については、地価の上昇予想や将来的な物価上昇、今後の消費税増税を理由に、「徐々に上昇すると思う」が大幅に増加した。
 住宅の買い時感は「買い時だと思う」が前回調査より更に増加し、独自に算出した「買い時感DI」が08年のリーマンショック以降最も高い水準となった。買い時と思う理由は、「金利が低水準」「消費税の引き上げが予想される」が上位を占め、また、「今後は価格が上がると思う」が前回調査より大幅に増加している。
 同社では、「景況感の改善、今後の消費税増税を背景に、価格の先高感が強まっていて、今が住宅の買い時と感じている人が増加しているようだ」と分析している。