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子育てテーマに庭の設計提案 住友林業

 住友林業(東京都千代田区)と都市の緑化や戸建て住宅の植栽管理などを行う住友林業緑化(東京都中野区)は、子育てをコンセプトにした設計提案、「ハグくみの庭」の展開を始める。有識者へのヒアリングや保育園などでの子どもの行動観察を通じて、子どもが全身を使って遊びたくなる仕掛けや、大人が子供を見守ることができる工夫を設けた提案。具体的には、砂遊びで創造力をはぐくむ「どろんこ広場」や、子どもの遊びやすい位置に屋外水洗を配置した「じゃぶじゃぶシンク」、リビングやダイニングなどから目が届く「見まもり庭」など12のアイディアを設けている。
 住友林業では、2011年度に子育て世代を中心とした既入居者を対象にヒアリング調査を行った。「見るだけでなく子どもと一緒に使える庭をつくって欲しい」「子どもを外で安全に遊ばせたい」といった声が複数寄せられたことから、今回の商品提案に至ったという。