住まい・暮らし・文化

戸建て、賃貸共に住宅受注が堅調、住団連・景況調査

 住宅生産団体連合会は11月5日、戸建注文住宅と低層賃貸住宅の受注状況を指数で表す2012年度・第3回住宅業況調査報告(7~9月)を発表した。それによると戸建注文住宅は、4~6月実績対比の受注並びに10~12月見通しの受注が、棟数ベース、受注金額ベース共にプラス指数となり、堅調に推移していることが分かった。
 住宅会社が開く見学会、イベントへの来場者数や全体の引き合い件数が増加基調にあるほか、すべての地域で増加が顕著だった消費者の購買意欲も上昇傾向にあるという。
 7~9月の前期比の受注実績指数は、総受注棟数がプラス32ポイント、総受注金額がプラス13ポイントで3期連続のプラス。10~12月の同比受注見通し指数は、総受注棟数がプラス16ポイント、総受注金額がプラス14ポイントだった。