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築25年の木造アパートをリノベ 賃料9%アップで成約も

 リビタ(東京都渋谷区、南佳孝社長)と市萬(東京都世田谷区、西島昭社長)はこのほど、神奈川県川崎市内で築25年の個人オーナー所有の木造アパートをリノベーションした。賃料は従来よりも9%高い設定で、半数の入居者が決まっているという。
 物件「キクラス元住吉」は、東急東横線の元住吉駅から徒歩13分の木造2階建てアパート。総戸数は12戸。工事費約3000万円で、大規模修繕と共用部、専有部を改修した。投資効果を考え、使える部材は残して再利用した。30代ファミリー世帯向けに「土間プラン」や「天井開放プラン」「キッチン対面プラン」を用意した。
 賃料は、1階が9・3万円、2階が9・4万円で、リノベーション前よりも9%高い設定とした。9月から入居者募集を開始し、これまでに6戸が契約済となっている。