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賃貸住宅の7月期空室率、首都圏各地で微減 タス調べ

 不動産評価ウェブサイト「TAS―MAP」を運営するタス(東京都中央区)は9月27日、7月期の1都3県賃貸住宅指標と12年第2四半期1都3県賃貸住宅市況図を発表した。
 7月期の空室率TVI(タス空室率インデックス)は東京23区、東京市部のマンション系が微減、アパート系は東京23区、東京市部とも悪化傾向に一服感が出てきた。
 神奈川県の7月期空室率TVIはマンション系、アパート系共に微減。埼玉県は、マンション系、アパート系共に微減。千葉県は、マンション系は微増、アパート系は微減傾向で推移している。
 12年の第2四半期の1都3県の賃貸住宅市況は、前期に比較して大きな変化はなく、引き続き、東京市部、埼玉県では市況の悪い状態が続いている。
 これらの指標は、アットホームの賃貸住宅データを用いて分析したもの。