東京カンテイによると、6月の首都圏新築戸建て住宅の平均価格は前月比0.5%マイナスの4714万円と引き続き下落した。都県別では東京都が0.9%プラスの5735万円と2カ月ぶりの上昇。2月の水準は上回ったが、6000万円には届かなかった。神奈川県は0.7%マイナスの5053万円と3カ月連続で下落した。千葉県は3.1%プラスの4130万円と上昇が続き、2014年4月の集計開始以降最高価格を更新した。埼玉県は2.5%マイナスの3884万円と4カ月ぶりの下落となった。
主要都市を見ると、東京23区は前月比12.8%プラスの9712万円と、前月からの反動で大きく上昇したが、1億円には届かなかった。都下は、2.7%マイナスの4973万円と引き続き下落し、4カ月ぶりに5000万円を下回った。横浜市は3.3%プラスの5983万円と連続で上昇。川崎市は7.4%マイナスの5436万円と下落した。