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オフィスビルにエネルギー見える化システム 興和不動産が全国50拠点で

 興和不動産(東京都港区)は7月から、同社が保有もしくは管理する全国のオフィスビル50拠点で、WEB上で月次でのエネルギー使用量を見える化するシステムの導入を開始した。インターネットを通じてエネルギー使用量などを一元管理する、日本ファシリティ・ソリューション(東京都新宿区)のシステム「@Energy(アットエナジー)」を基盤に、同社独自のビル管理システム(興和ビルマネジメントシステム)を連携させたもの。環境負荷の低減を図るために求められるテナントの省エネ法対応などを容易にすると同時に、消費エネルギーの削減に向けた啓発につなげるのが狙いだ。

 なお、同システムを導入する50拠点のうち、10拠点にはリアルタイムで電力使用量が把握できるシステムを採用。東京都港区港南の品川インターシティをスタートに順次導入する。

 また、今後同社が供給するビルにも同様のシステムを積極的に採用していく方針だ。