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新設住宅着工、3カ月連続で増加

 国土交通省の「建築着工統計調査報告」によると、4月の新設住宅着工戸数は7万3647戸で前年を10.3%上回った。持家、貸家、分譲住宅ともに増え、3カ月連続の増加。年率換算値では89万6000戸となる。国交省では、「分譲マンションの着工増が全体を押し上げた。持ち直しが見受けられる」としつつも増加基調にあるかについては未知数で、「雇用水準や東日本大震災の復興状況、建設労働者の需給関係など全体を考慮した状況が続く」と判断している。