住まい・暮らし・文化

千葉市・検見川浜で液状化対策採用のマンション、伊藤忠都市

 伊藤忠都市開発はこのほど、販売戸数155戸の分譲マンション「クレヴィア検見川浜」のモデルルームをオープンした。地盤に砂杭を多く貫入しその圧力によって地盤を締固め、圧縮沈下の低減、液状化を防止する対策として、「静的締固め砂杭工法(SAVEコンポーザー工法)を千葉市で初めて採用した。また危機管理教育研究所(国崎信江代表)のアドバイスを受け、販売会社、管理会社と連携して防災対策に取り組み、非常用飲料水生成システム、非常用マンホールトイレ、地下防火水槽を導入したのに加え、防災備蓄倉庫のより有効な備品選定にも取り組んだという。
 同マンションはJR京葉線検見川浜駅徒歩5分に立地。地上11階・10階建てで建築延べ床面積約1万2940平方メートル。2012年4月完成予定。