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不動産の景気DIが改善、住宅取得支援政策が好材料に

 帝国データバンクはこのほど、2月の景気動向調査を発表した。それによると、景気動向指数(景気DI)が全国ベースで3カ月連続で改善し、業種別では不動産も前月比1.8ポイント増と大きな改善を見せた。
 景気DIは、0~100で表し50が判断の分かれ目となる。2月の全国ベースのDIは36.3で、前月比0.4ポイント増。不動産は36.5だった。
 不動産は、復興需要に加え政府による住宅取得支援政策なども好材料となり、首都圏を中心に不動産取得意欲に回復傾向が見られた。また繁忙期入りし賃貸需要も増加し、改善は2カ月連続。景気DI39.5の「サービス」、同37.5の「小売」に次ぐ高い水準となった。