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国内景気、踊り場局面に 帝国データ調査

 帝国データバンクの景気動向調査によると、1月の景気動向指数は前月比0・2ポイント増の35・9だった。被災地域を中心に建設業や製造業などで企業活動が活発化したが復興需要による底上げは限定的。国内景気は内外需とも弱含みの状況で、踊り場局面が続いているという。
 業界別では、「不動産」の指数は34・7(前月比0・1ポイント増)。復興需要による設備投資が増加したほか、首都圏など一部では個人の不動産取得意欲が回復傾向となった。更に賃貸需要も動き出し、3カ月ぶりに改善した。