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震災きっかけに「主導権」夫へ マンション購入意識に変化

 読売広告社(東京都港区)が実施したアンケート調査によると、東日本大震災後、マンション購入の主導権を夫が持つ傾向が強まっていることが分かった。 
 「最初にマンション購入を言い出した」のが「夫」とする回答は、震災前購入(2011年3月以前)では49.5%であるのに対し、震災後購入(2011年4月以降)では60.9%に増加。「情報収集や比較検討に熱心だったのは(夫婦)どちらか」という設問でも、震災前購入は33.6%だった「夫」との回答が、震災後購入では47.3%に伸びている。
 調査を実施した同社都市生活研究所では、「震災を機に購買行動を積極化させた世帯主が多かったのでは」と捉えている。
 調査は2010年1月~2011年12月に新築マンションを契約した契約者本人または配偶者を対象として、2011年12月9~14日にかけてインターネット上で行った。有効回答数は600。
(http://www.yomiko.co.jp/index.html)