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都心3区オフィス成約賃料、14四半期連続で指数低下 三幸エステート

 三幸エステートは東京都心3区・オフィスマーケット指標「オフィスレント・インデックス」(2011年第4半期)を発表した。それによると、都心3区の成約ベースによる賃料指数は全4指標(全体・大規模・大型・中型以下)が下落となった。前期に大規模、大型が上昇を記録し市況好転が期待されたが、市況回復への動きは後退した。
 1994年第1四半期を100とする同期の3区全体の指数は73で、前期比マイナス2ポイント、前年同期比マイナス4ポイントそれぞれ下落。マイナス期間は14四半期連続で、前回のマーケットサイクルにおけるマイナス期間に並んだ。

 また大規模ビルの賃料指数を標準的な賃料単価(共益費を除く)で表した値は坪当たり1万5717円で、2011年第2四半期に次ぐ低水準だった。