政策

プレ協 ストック分野を強化 来年4月、分科会立ち上げ

 プレハブ建築協会の住宅部会は10月24日、2007年に作成した「住生活向上推進プラン」を見直し、ストックと環境の2分野を強化すると発表した。同プランは2015年度を見据えて部会運営の方向性と中期的な展望を示したもの。2010年度をメドにそれまでの取り組みを総括し、必要な見直しを行うことを定めていた。
 ストック分野の強化としては、従来の「リフォーム分科会」を解消し、2012年4月に「既存ストック分科会」を立ち上げ、国の政策動向を踏まえて住宅ストックの品質向上や流通活性化に取り組む。今年5月に策定した「リフォーム用供給業務管理基準」の詳細も詰めていく。
 また、環境分野では、新規供給戸建て住宅の居住段階でのCO2排出量を2020年までに1990年比50%削減するため、ネット・ゼロ・エネルギー住宅の供給促進に努める方針だ。