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旭化成ホームズ 不動産関連事業を統合  2015年度の売上高1000億円目指す

  旭化成ホームズ(平居正仁社長)は9月27日、不動産関連事業を統一するため10月1日付けで旭化成不動産レジデンスを設立すると発表した。社長には旭化成ホームズ専務執行役員で旭化成不動産社長の渡辺衛男氏が就任する。

 これまで旭化成ホームズの開発営業本部が行ってきた開発事業を会社分割の手法で旭化成不動産に統合すると同時に、旭化成不動産を旭化成不動産レジデンスと改称する。資本金は30億円増資して32億円とする。

 これにより、新会社の業務はこれまで旭化成不動産が行ってきた賃貸営業に開発営業を加えた2部門が大きな柱となる。開発部門では建て替えなど合意形成型のマンション開発を行い、2015年度までに400億円の売上を目指す。これに、賃貸、仲介事業などを加えた新会社全体では1000億円を目標としている。