政策

UR賃貸でDIY、模様替えに伴う原状回復義務を緩和

 都市再生機構(UR)は9月6日、UR賃貸住宅での模様替えに伴う原状回復義務を緩和した住宅を「DIY住宅」として試行的に商品化すると発表した。2011年11月27日まで行っている秋の部屋探しキャンペーンで、入居者を募集する。ニュータウン小山田桜台、千葉ニュータウン内野など7つの団地でそれぞれ5戸程度に導入する。今回の試行実施でDIY住宅のニーズを検証。この結果を踏まえ、今後の拡充を検討していく。

 DIY住宅は、居住者自身が部屋の模様替えを行い、愛着をもってUR賃貸に住めるよう企画したもの。UR賃貸は模様替えの内容に応じて、退去時の原状回復を求めているが、DIY住宅ではその義務を緩和する。