政策 賃貸・地域・鑑定

めやす賃料、消費者の6割超が「わかりやすい」 日管協調査

 日本賃貸住宅管理協会が推進している地域の商習慣で異なる賃貸住宅の賃料体系を、全国一律の基準で計算して表示するめやす賃料制度について、同制度表示店舗で賃貸借契約した消費者379人を対象に同協会が4~5月に行ったアンケートによると、61.8%が「わかりやすい」と答えた。「ランニングコストのイメージがつかめた」(30代男性)や「地域によって共益費などが異なるので、便利」(20代女性)といったコメントが聞かれた。また、同制度を「参考にした」との回答は44.4%。「検討している物件同士をめやす賃料でくらべた」人が64.7%に上った。

 一方、同制度への不満を聞くと、「表示をもう少し大きくしてくれれば、もっと分かりやすくなると思う」(20代男性)や「駐車場代なども入れてほしい」(20代男性)といった声が挙がった。

 めやす賃料は賃料のほか共益費や管理費、礼金などを含み賃料など条件の改定がないと仮定して4年間賃借した場合の1カ月当たりの金額。2010年10月に表示を開始した。現在、管理会社会員400~500社、推定50万~60万件で掲載されている。