古民家宿の物語 日本全国リノベーション 記事一覧
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古民家宿の物語 日本全国リノベーション 9 沖縄県北部、本部半島の陽瑠寝 (下) 普通の暮らしを体験してもらいたい
古民家探しで3年 物件探しのために上地さん夫妻は、16年に沖縄へ移住。約3年後、現在の物件に巡り合った。建物の程度が良く、リノベーション工事の負担が少ないことが決め手となって購入。前の持ち主は、実家だ(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 8 沖縄県北部、本部半島の陽瑠寝 (上) セメント瓦の屋根の宿
古民家が多い沖縄北部 本部半島を一周するメインストリートから路地に入った先に「陽瑠寝(ひるね)」という看板を見つけた。ここが一棟貸し切りの古民家宿である。敷地に入ると、オーナーの上地智さんが出迎え(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 7 千葉県神崎町~椿ハウス (下) 宿泊所として今やるべきこと
ささやかな人気継続 椿ハウスは18年に簡易宿泊所の許可を取って、宿業にも足を踏み入れた。コロナ禍になっても客は月に1組か2組ぐらいで多くはないが、コンスタントに続いている。最大8人まで泊まれ(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 6 千葉県神崎町~椿ハウス (中) 季節ごとのイベントは日本文化の発信
多彩なイベント 椿さん自身で、最初の2年間は「椿ハウス」に関わると決め、実行してきたそうだ。季節ごとのイベントを中心に開催したことで、椿ハウスのコンセプトが明確になってきた。日本には四季があり、そ(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 5 千葉県神崎町~椿ハウス (上) 日本文化を体験してもらう
壊すのはもったいない オーナーの椿邦治さんは、もともと神崎町の出身で現在は東京都北区との2拠点暮らしだ。北区ではかつて区議会議員を3期務めていた。本業は、日本家屋や茶室の設計を得意とする建築家で、裏(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 4 瀬戸内海の佐島~汐見の家(下) 地域の拠点として認めてもらえた
住み込みスタッフが誕生 西村さんは、2拠点生活のため、開業に向け、汐見の家で宿運営をやってみたい人を募集。すると2人の応募があった。 その1人、ケイコさんは、15年6月にモニター宿泊をして(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 3 瀬戸内海の佐島~汐見の家(中) 工事は一進一退、前向きにとらえる
予算の振り分けに悩む 武知さんの見積もりができて、予算内に収めるべく、優先順位を組み立て、まずは、簡易宿所の登録が最低限可能な状態にすることを選んだ。管理人も決まり、15年10月のオープンを(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 2 瀬戸内海の佐島~汐見の家(上) 学生時代の悔しい思い出が出発点
小さな島に宿は1軒 佐島の小さな船着き場から島に上陸すると、正面の細い路地の入り口に「汐見の家→」という看板があり、それをたどって行くと、長屋門が見えてくる。そして小さく品のよい母屋が正面に出(続く) -
古民家宿の物語 日本全国リノベーション 1 新連載のごあいさつ 循環型社会に向けて活用の道へ
収益性が必要か 私がこれまで多くの古民家を取材してきて、分かったことは、修繕の必要性だ。日本列島は自然災害が多く、寒暖差や湿度が高い。そうなると木造の住宅は劣化しやすいため、維持するのに(続く)