彼方の空 記事一覧
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彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇120 改正空き家法の意義 川合紀子不動産業課長が講演 不動産コンサルセミナーで
国土交通省の川合紀子不動産業課長は3月18日、歴代不動産業課長が登壇してきた全国不動産コンサルティング協会と全国空き家相談士協会共催の不動産コンサルティング実務セミナーで講演し、改正空き家法の趣旨を説(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇119 津田沼「奏の杜」防災訓練 〝つながり〟テーマに 地所レジ&コミュニティ
三菱地所レジデンスと三菱地所コミュニティは3月10日、エリアマネジメントの一般社団法人「奏の杜(かなでのもり)」と共同で千葉県習志野市の「津田沼奏の杜」エリアで防災訓練を実施した。 約8300人対象 例年行(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇118 第2回リーサ・セミナー アフターコロナとマンション市場 不動産価値にもパラダイム変化
一般社団法人不動産総合戦略協会(RESA=大木祐悟理事長)は3月1日、第2回リーサ・セミナーを開いた。テーマは「アフターコロナとパラダイムシフト」。 昭和・平成から20年までをコロナ以前、23年からをアフターコ(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇117 エンジョイワークスの工夫 〝3棟〟のコミュニティ 所有権でも敷地の利用をシェア
わずか数区画でもコミュニティ豊かな居住環境を実現しているというエンジョイワークスのヴィレッジ(コミュニティ醸成型戸建て分譲事業)を視察した。神奈川県鎌倉市に本社を構える同社は湘南エリアだけで既に16か所(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇116 〝空きビル〟のチカラ 東京・蔵前に若者の風 築66年の物語をつなぐ
空きビルの再生がどれほど地域の活性化につながるかーーを東京都台東区・蔵前で見せてくれたのが、今年の日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)で奨励賞を受賞した(株)ビルmoによる築66年ビルの再生プロジェク(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇115 中小不動産会社の戦略 空き家対策は突破口 今こそ創意工夫を
今、地元に根を張る中小不動産会社の関心は「空き家」に注がれている。リアルパートナーの今年1月号で国土交通省不動産業課長の川合紀子氏と対談した全宅連会長の坂本久氏はこう語っている。 「14年に策定し(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇114 持家着工が続落 〝建てる文化〟の衰退 見過ごしていいのか
今や住宅は自ら建てるものではなくディベロッパーやハウスメーカーが分譲するマンションや戸建てが主流になろうとしている。 23年の新設住宅着工戸数(約82万戸)のうち分譲が約24万6千戸、持ち家が約22万4千戸と(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇113 〝中古〟という言葉 百害あって一利なし 単に「住宅」と言えばいい
中古という言葉を使う意味がどこにあるのだろうか。現在年間約80万戸の新築住宅が供給されているが、それは全ストック約6000万戸(空き家を含む)のわずか1.3%に過ぎない。 その新築住宅をいかにも住宅市場での主(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇112 あでやか〝女性塾〟 結束力高め続けた8年 地域の不動産業を天職に
それぞれの想いを抱いた新しい年がスタートし早くも一カ月が過ぎた。不動産女性塾(北澤艶子塾長)は1月23日、新年会を兼ねた新春セミナー(第37回)を東京・明治記念館で開き今回も結束力は強く80名以上の参加者を集(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇111 住宅流通を阻む諸要因 住まいを見る眼ひらくのは今 社会をつなぐ公的資産
日本では住宅が社会の共有資産ではなく、個人の私的財産となっている。当然なのだが、これが流通活性化にとって大きな心理的障害となっている。売る側も買う側も損得勘定が先に走ってしまうからである。 江戸(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇110 分譲主流の時代だけど ひとはこれから どう変わるのか
空き家問題の深刻化は数量的には我が国が〝住宅過剰時代〟を迎えていることを示している。しかし「質的にはまだまだだから新築供給は必要」という供給者の意見は正しい。問題は満たされていない〝質〟とは何かであ(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇109 BESS新商品「間貫けのハコ」 農家のように のどかに暮らす
失われた〝縁側のある暮らし〟がよみがえる。BESSの家は従来から外との一体感をテーマに広いデッキを採用してきた。「間貫けのハコ」ではデッキを縁側にかえた。 デッキはチェア(椅子)文化だが縁側は床座であ(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇108 住文化の効用 進 む 分 断 不気味な未来
最近は将来に不安を抱く若者が増えていると前回書いた。結婚、住宅取得、収入、退職後の年金受給まで経済的不安はつきない。しかし一方で、そんな不安など若いエネルギーをもってすればいくらでも対処できるのでは(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇107 残る昭和の価値観 野田聖子議員が「女性塾」で講演 不安な日本の未来に挑む
日本の未来に不安を抱く若者が増えている。その不安の根源に迫らずして、これからの住宅・不動産業の方向性を見出すことは難しい。その意味で第36回不動産女性塾で講演した野田聖子衆院議員の話が大きな示唆となっ(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇106 シリーズ その想い(最終回) かたちで伝える 感性で受け取る
志をもつ人たちの〝想い〟を聞いてきた。個人の孤立化、各層の分断化が進む現代社会で、個々人が抱く想いは果たして他者に伝わるのか。人と人とが理解し合うことはいつの世も難しいが、そこで諦めてしまえば前には(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇105 シリーズ その想い、重なる 「ひと・住文化研」が開いたシンポジウム 幸福は家を変革することから
人それぞれが抱く想いが、人との出逢いによって重なり合い、いずれ花開くときが来る――そんな予感を抱かせるシンポジウムが11月14日、都内で開かれた(3面参照)。 ◇ ◇ 主催したのは一般財団法人ひ(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇104 シリーズ その想い、どこへ 不動産流通プロフェッショナル協会の真鍋茂彦代表に聞く 「高度なコンサルティングは哲学」
FRP創設の狙い ――一般社団法人不動産流通プロフェッショナル協会(FRP)が発足したのは21年春でした。不動産流通推進センターが認定している公認不動産コンサルティングマスターと宅建マイスターの資格保持者を会員(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇103 シリーズ 今叶う、その想い ドムスデザインの戸倉蓉子社長に聞く 住文化を語る喜び
「子供の頃の夢は看護師になること。明治生まれの祖父から伝記を読むことを勧められていた私が選んだのは〝看護師の母〟と呼ばれたフローレンス・ナイチンゲールでした。200年前の人で建築家でもあった彼女が、傷(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇102 シリーズ 定借にかける、その想い 5人のキーマンに聞く 〝土地活用に柔軟性〟
定期借地権の課題と展望と題したシンポジウムが10月11日、都内で開かれた。協賛団体・企業は20にも及んだ。 第一部は本郷尚税理士と江口正夫弁護士による対話型トークセッションで、(1)定借における宅建業者の手(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇101 シリーズ その想い、どこから アールシーコアの二木浩三社長に聞く 「こころのオアシスを提供したい」
BESSが新たなブランド展開をする。それは「こころのオアシス」。現代社会は、情報の肥大化で人々の心が砂漠化している。だから心を解放し潤いをもたらす「ゆるみ」や「隙(すき)」が求められている。大人も子供もス(続く)