住まい・暮らし・文化

全建と施工管理アプリのダンドリワークが提携、職人紹介サービスの提供拡大へ

 全国建設請負業協会(全建、岡野稔会長)と、建設現場の施工管理アプリ「ダンドリワーク」を運営するダンドリワーク (滋賀県草津市、加賀爪宏介社長)は12月13日、両者の業務提携契約の締結を公表した。

 全建は2013年に設立。株式会社の形態では許可がおりない建設現場作業を伴う建設技能者の紹介が可能な「建設業務有料職業紹介」の許可を取得しており、21年に建設業務有料職業紹介事業を開始。これまで100人以上の正社員雇用に寄与した。一方で、全国の建築技能者の求職者の数に対し、建設会社とのマッチングのニーズに対応しきれない課題を抱えていた。

 今回の提携によって、ダンドリワークへ登録している建設事業関係者約14万人などへ同社のネットワークを活用し、全建の職人紹介サービスの提供が可能となった。求職者への就業機会の提供拡大や、人手不足が深刻化する建設業界への寄与を図る。