売買仲介

10年先を見据えて動く 台湾最大手 東証上場に照準 信義房屋不動産の戦略 王 茂桑社長に聞く 地政学リスク回避〝日本現地化〟を急ぐ 日本人客増へアクセル踏む 23年実績は過去最高を記録

 パンデミックが明けてクロスボーダー取引が活発になっている。渡航制限がなくなり不動産投資市場に海外の個人富裕層の資金も流れ込んでいる。とりわけ東アジア圏の華僑投資家は、中国本土の不動産市況の悪化を受けて日本に資金を振り向けている。台湾不動産最大手である信義グループの日本法人、信義房屋不動産(東京都渋谷区)では旺盛な需要に目を見張る。昨年7月に日本法人社長に就任した王茂桑(おう・もそう)氏に不動産取引の現状と同社の事業戦略を聞いた。(聞き手・中野淳)

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