総合

インフレを成長の起点に バブル再来に注意を払う時 地価は上昇基調が続く 地方でも局所的な土地ブームか

 デフレ経済から脱却できる好機が訪れていると経済界が期待している中で、住宅・不動産業界は一足先に資産デフレを脱却した。10年以上にわたる大規模金融緩和の継続により市中に溢れた資金が不動産に向かったためだ。分譲住宅や商業用不動産の取引価格は高水準だ。ただ、2024年は「金利のある世界」に戻る方向で不動産市場に与える影響に注目が集まっている。一方で、緩和マネー流入がこのまま続くことで不動産バブルの芽吹きに懸念が及ぶ。不動産業界としてはジレンマを抱える1年がスタートする。

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