売買仲介

2024年「辰年」先読み(上) 追跡 成長力 ~オフィスビル市場~ 空室状況 緩やかに改善も 底打ち探り賃料は低空飛行 出社意欲を刺激する時代に

 2024年がスタートした。住宅・不動産業界は飛躍の1年となるか。昨年5月に脱コロナを実現させて社会経済活動は正常化に向けて本格的にカジを切り、コロナ禍で凍り付いていた人流回復の動きは目覚ましく、郊外から東京都心への回帰は鮮明だ。住宅、オフィスビル、商業施設、宿泊施設、物流施設など不動産ビジネスの主要セクターは、今後の事業戦略をどうすべきかの対応に追われる。コロナ前に戻る部分とコロナで変わった部分の双方の局面に対処しなければならない。株式相場の格言では、「辰年は景気が良くなる」とされる。主要な不動産市場を展望する。(中野淳)

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