投資

地域創生と金融 SMBC日興証券 株式調査部 シニアアナリスト 鳥井裕史氏に聞く J-REIT市場を追う 投資家は総合型より特化型を望む 金融コスト変動 過度な神経質は不要 物件取得は期待利回りカギ 海外勢、買い意欲じわり増す

 住宅・不動産マーケットを占う上で重要な先行指標となったJ-REITは市場創設から20年以上が経過した。2001年9月に三井不動産系と三菱地所系の2銘柄でスタートを切り、いまや投資法人は60銘柄を数えるまでに拡大した。オフィスビルや賃貸住宅といった伝統的な不動産だけでなく、商業施設や物流施設、ヘルスケア施設、データセンターなど運用対象の多様化も進んでいる。東京など大都市の物件にとどまらず、地方主要都市に注力するJ-REITも登場するなど投資エリアも拡大してきた。足元では、日銀の金利政策の修正観測や海外での地政学リスクが増す。SMBC日興証券の鳥井裕史シニアアナリストに聞いた。 (聞き手・田邉信之氏)

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