政策

23年6月の新設住宅着工 7.1万戸で直近10年の最低水準 持ち家の二桁減少続く

 国土交通省は7月31日、23年6月の建築着工統計調査報告を発表した。新設住宅着工戸数は、前年同月比4.8%減の7万1015戸で前月の増加から再びの減少となり、直近10年間(6月分)では最低水準となった。二桁減少が続く持ち家だけでなく、貸家と分譲住宅も減少に転じたため。新設住宅着工床面積は572.2万m2(前年同月比5.1%減)で、5カ月連続の減少となった。季節調整済年率換算値は81万1000戸(前月比5.9%減)で、前月の増加から再びの減少となった。

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