総合

地域創生と金融 ニッセイ基礎研究所 ◀上席研究員 岩佐浩人氏▶ ◀主任研究員 佐久間誠氏▶ Jリート DXで情報の非対称性を解消 運用資産あぶり出す 地方に投資マネー拡大も道半ば

 不動産投資信託(Jリート)は、市場創設時に米同時多発テロが発生するという波乱の中で不動産大手が母体となり2001年9月10日に2つの投資法人が上場した。現在は60銘柄にまで拡大。歴史を刻み始めて20年が経過したが、この間に東日本大震災やリーマン・ショック、新型コロナウイルスの世界的な大流行など市場を揺るがす出来事にも見舞われた。いくつかの曲折を経ながら運用資産の多様化と共に規模を膨らまして新たな不動産の買い手としての存在感を高めてきた。足元の社会経済状況を踏まえながらJリートが社会経済で果たす役割などを聞いた。(聞き手・田邉信之氏)

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