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Liquid 新プラン 本人確認業務を「無人化」 

 Liquid(東京都千代田区)は、同社で提供する、本人確認業務をデジタル化するサービス『LIQUID eKYC』に、本人確認業務を〝無人化〟できる「AI審査機能」を追加した新たなプランの提供を始めた。シェアリングやマッチングのサービスの場面など、本人確認で法的に義務のない事業者でも、オンラインによって本人確認を完結できるようにした。

 本人確認に必要な一連の審査業務を自動化する新機能となる。具体的には、本人確認書類の文字を読み取り、利用者が申請した身元情報と本人確認書類を照合する。本人確認書類の有効期限や書類番号などを確認して、要配慮個人情報のマスキング処理を自動で行える(イメージ図)。

 身元情報と本人確認書類の照合は、場面に合わせてカスタマイズし、審査対象の項目を選んで運用もできる。導入に際してはサーバー側で追加の開発が要らず、最短1週間で利用できる。AI審査機能で審査業務を無人化して創出した時間をほかの業務に充てれば、全体の業務の効率化や生産性の向上などに期待できる。

 従来のサービスは本人確認が法的に求められている事業者向け『カスタムプラン』とし、今回の新機能付きサービスは本人確認で法的義務のない事業者向けの『ベーシックプラン』として提供する。